「このファイル、どうしても削除できない…」
そんな経験、ありませんか。
今回は、そんな悩みを解決してくれるWindowsの標準機能「リソースモニター」について、初心者向けに分かりやすく解説します。
リソースモニターとは?パソコンの健康診断ツール
リソースモニターは、パソコンの頭脳である「CPU」、作業机の広さに例えられる「メモリ」、データの保管庫である「ディスク」、そして情報の通り道である「ネットワーク」の4つの重要な部分が、今どのくらい働いているかをリアルタイムで確認できるツールです。
まるで、パソコンの健康状態をチェックするお医者さんのようなものだと考えてください。
タスクマネージャーとの違いは?より詳しく見れるのがリソースモニター
タスクマネージャーもパソコンの状態を確認できますが、リソースモニターはさらに一歩踏み込んで、どのプログラムが、どのファイルに、どのくらいアクセスしているかといった、より詳細な情報を知ることができます。
例えるなら、タスクマネージャーが全体的な体調をチェックするのに対し、リソースモニターは血液検査のように、より専門的な視点から原因を特定してくれるイメージです。
リソースモニターの起動方法
リソースモニターを起動する方法はいくつかありますが、一番簡単なのは以下の方法です。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押します。
- 表示されたウィンドウに「resmon」と入力し、「OK」をクリックします。
これだけで、リソースモニターが起動します。
各タブの見方と役割
リソースモニターには4つの主要なタブがあります。
それぞれのタブで何がわかるのか、見ていきましょう。
CPUタブ
パソコンの頭脳であるCPUが、どのくらい働いているかを確認できます。
もしパソコンの動きが遅いと感じたら、このタブで特定のプログラムがCPUを使いすぎていないかチェックしてみましょう。
メモリタブ
作業机の広さに例えられるメモリの使用状況を確認できます。
「ハードフォールト」という項目に注目してください。
これは、作業機がいっぱいで、一時的に保管庫(ディスク)にデータを置いている状態を示します。
この数値が高いと、メモリ不足が原因でパソコンの動作が遅くなっている可能性があります。
ディスクタブ
データの保管庫であるディスクへのアクセス状況を確認できます。
どのプログラムが、どのファイルにアクセスしているかが一目でわかります。
ネットワークタブ
インターネットなどのネットワーク通信の状況を確認できます。
どのプログラムが、どこに、どのくらいの量のデータを送受信しているかを確認できます。
【実践】削除できないファイルをリソースモニターで解決!
さて、冒頭で触れた「削除できないファイル」の問題をリソースモニターで解決してみましょう。
ファイルが削除できない原因の多くは、何らかのプログラムがそのファイルを使用しているためです。
- リソースモニターの「ディスク」タブを開きます。
- 「関連付けられたハンドル」の検索ボックスに、削除したいファイル名の一部を入力します。
- 検索結果に、そのファイルを使用しているプログラム(プロセス)が表示されます。
- 表示されたプロセスを右クリックし、「プロセスの終了」を選択します。
これで、ファイルをロックしていたプログラムが終了し、ファイルを削除できるようになります。
ただし、重要なシステムプロセスを終了させてしまうと、パソコンの動作が不安定になる可能性があるので注意してください。
まとめ
今回は、Windowsのリソースモニターについて解説しました。
- リソースモニターはパソコンの詳細な健康診断ツール
- CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況をリアルタイムで監視できる
- ファイルが削除できない原因を特定し、解決できる
リソースモニターを使いこなせば、パソコンのトラブル解決に役立ちます。
ぜひ一度、ご自身のパソコンでリソースモニターを起動してみてください。

